増税前に金投資する意味
増税前になると金が良く売れることをご存知でしょうか。
簡単な仕組みはこうです。
金は、日によって相場が変動しますが、増税前に購入し、増税後に売れば、
増税分の利益が出るということです。
そこで、金を購入する人が増加します。
金をたくさんの人が買うので、金相場は上がってしまいますので、マストは増税直前ではなく、
増税の動きを察知して、増税前でも金価格が爆上がりしていない段階で購入することです。
つまり、増税直前になって金価格が上がり切った状態で金を買っても、増税後に「増税分の利益が出るから大丈夫」と思って売っても、利益が出ていない!ということが起こります。
近年、世界的に注目されている「アンティークコイン」はどうでしょうか。
増税直前のアンティークコイン
アンティークコイン投資についても、増税と大きな関係があります。
なぜなら、アンティークコインも「金」だからです。
世界的に経済状況が不安定な時は金が売れる傾向にありますが、
アンティークコインも同様の動きをします。
アンティークコインも増税前に購入し、増税後に売ることで増税分の利益が期待できます。
ネットオークションの流れを見ていても、日本国内の相場変動で言えば増税直前には価格変動が著しく起こります。
目利きができる前提の話ですが、店舗購入も利益を出すカギとなります。
アンティークコインマニアなら、日々の書かう変動に敏感になっていると思いますが、
街中の古銭店や、古切手店はアンティークコインの価格変動に疎い場所もあります。(特に古切手店でよく見かけます)
ネット売買での最新の価格変動に追いついておらず、遅れた価格で店舗販売されていることがあります。(ですので、高く買うときもあれば、低く買うときもあるので、目利きと最新の状況把握が前提です)
そこで安く仕入れて、増税後にネットオークションで売ることができれば、利益率が上がります。
不況に強いアンティークコイン
アンティークコインの投資的価値としては、「不況に強い」という点が挙げられます。
金は世界に少量しかありませんし、
アンティークコインは「突如の発見」がなければ、残存数は減っていく一方。
つまり、
価値が上がる一方
ということです。
また、リーマンショックの際にも価格が急落しなかったことも挙げられます(富裕層が好むコレクションとしての価値が、アンティークコインの価値を保っていると言えます。)
元々アンティークコイン収集は、大昔から富裕層に人気の娯楽です。
好きな人は喉から手が出るほど欲しいもので、価格が急激に減ることは滅多にありません。
アンティークコインは資産運用として「安心」を与えてくれるものです。
(株やFXの様に毎回価格変動に心を揺さぶられなくて済みます。長期保有がアンティークコイン投資の醍醐味です)
「リスクは低く」がキーワード。そのかわり、「ものすごい利益を得る」ことは難しいです。
アンティークコインの価値は下がりませんし、投資として注目されています。
投資として大きな成功を収めるには、何百万のコインをオークションで転がせるほどの資金がある方のみです。
一般のサラリーマンの投資は、5万~10万、はたまた30万円以下のコインで価値が下がらずにゆっくり数年かけて価格が向上していくことで、利益が出ます。
その「数年」のうちに起こる利益アップの1つが
増税というわけです。
まとめ
つまり、金投資とアンティークコインを増税前の観点から見ると、以下のことが言えます。
・ 増税直前の金投資は、金価格が上がり切っているので増税後に売っても利益が出な い恐れがある。
・ 増税直前のアンティークコインは、普段通り目利きが全て。目利きができれば純粋に増税分の利益は出る。
投資は適切に時期を見極めること。正しい情報収集が重要になってくるので、一つの情報に執着せず、たくさんの情報を収集して自分の中で分析・取捨選択することが大切です。
アンティークコインについては、
「アンティークコインって知ってる?」の記事でも書いていますので、読んでみて下さい。
以上、アンティークコインを見ながらお酒を飲むのが至福の「はりね。」でした。