もくじ
はじめに
日本にたくさんいる神様。
このブログでは、神様の名前のも読み方など
初歩の初歩からわかりやすく紹介していきますので、神話などに触れたことがない人も、リラックスしてみてください!
神様のことを知るメリット
日本には「八百万の神様」といって、数え切れないほどの神様がいます。
「八百万の神」とは、あらゆるところに神様がいるという考え方。
自然にも、物にも、人にも、あらゆる所に神様がいるという事なんです。
イメージは沸くと思います。
お金の神様、健康の神様、勝負の神様、恋愛の神様、ロマンスの神様など(ロマンスの神様?)
どんな所にも神様がいます。
御朱印あつめをやる人にとって、
神様についての知識がある人と、無い人では、楽しさが雲泥の差です。
どうしてか。それは、
・ どこの神社に行っても「御祭神」の名前がありますが、
どんな神様か分からない。
・ ネットに御祭神の名前が書いてるけど、読み方もわからないし、
どんな神様か分からない。
・ 「ここの神社には金運が」と書いてあっても、
どうしてそう言えるのか分からない。
こんな事を思ったことがあると思います。(ま、気にしません。という人は損してますよ!)
神様について知識があれば、
・ 「あぁ、ここの神社は○○神がいるから、ご利益は○○だっ。」
・ 「ネットには○○のご利益しか書いてないけど、
こういうご利益もあるんだよねー」
など、神社巡りの楽しさが何倍にも膨れ上がります。
それに、神様の名前だけ眺めているより、その神様について知って、好きになって、神社巡りした方が、神様とのつながりを求める「神社巡り」「御朱印集め」が楽しくなること間違いなしですもん!
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)とは
「始まりの神様」と言われます。
では、どうして「始まり」なのかを教えます!
まず初めに、「別天神(ことあまつかみ)」について知りましょう!
ことあまつかみのかみ??
この世界は、元々なーんも無い「無の世界」だったんです。
そこに世界が生まれます。
神社巡りをしていたり、神様の世界が好きな人なら必ず耳にする「高天原(たかまのはら)」です。
高天原を一言で説明すると、
神さま達が生まれる前からあった神の世界(天界)
そこに突然!何の前触れもなく1人の神様が生まれるんです。
それが、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)だったんです!
つまり、最初に生まれた神さまなんです!
神々が生まれていく
その後、
3 宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)
4 天之常立神(あめのとこたちのかみ)
の順に天(高天原)に神様が生まれていきます。
造化三神(ぞうかさんしん)とは
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
の3柱(神様を数える単位は「柱」です)を「造化三神」と呼びます。
別天神(ことあまつかみ)とは
上記で紹介した造化三神と、
・ 宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)
・ 天之常立神(あめのとこたちのかみ)
の5柱を合わせて、
別天神と呼びます!(男女の区別もない、神々の祖の神です)
そして、別天神は姿を消すのです・・・。
神々がいない世界に突如誕生した天之御中主神。そして5柱合わせた別天神は神話を語るうえで特別な存在なのです!
天之御中主神のご利益
始まりを生んだ神々の祖の神→安産
長きにわたる世界の始まり→長寿、延命、事始め、事業成就
など。
どこの神社に行けば会えるのか
出雲大社、東京大神宮、水天宮、
千葉神社、吉備津彦神社、
サハムラ神社(造化三神を祀っています)など。
おわりに
何も無い無の世界から高天原の地(天界)が生まれ、天地開闢(てんちかいびゃく)が起こる。
そして、今の世界を作ったともいえる、神々の始まりの神である天之御中主神が生まれた。
そこから神様が次々を出現していきます。
すべての始まりは天之御中主神から始まったのです!
名前の知名度は低いかもしれませんが、神様を語るうえで外せない神様なのです!
造化三神を祀っていることで有名なのはサハムラ神社ですので、機会がある人はそちらの参拝もぜひ行っていただきたいです。
ぜひ、興味を持った人は、天之御中主神や造化三神、別天神を祀る神社へ参拝にいってみてはいかがでしょうか!
以上、御朱印マニアのハリネズミでした。