災害への心構え
毎年必ず発生している地震。
大きな地震が来ると言われ続けていますが、近年は毎年日本のどこかで大型自身が発生しています。
いつ来るかわからない災害。どこで起こるかわからない災害です。
対策していなかった!では被害が甚大になります。
ですので、災害に直面したら少しでも被害を和らげる
こういう気持ちで、日ごろから防災や被災時に対する対策を進めておきましょう。
地震が発生したらどうなるか知ろう
地震が発生したらどうなるのか、もう一度考えましょう。
まず初めに、地震のレベル「震度」のこと、しっかり理解していますか?
震度は全部で10段階あります。
・震度0~感じない
・震度1~電球がわずかに揺れる
・震度2~大半の人が体で揺れを感じられる
・震度3~電球が大きく揺れる。
・震度4~棚の物が落ちる可能性あり。まっすぐ歩くのが困難。
・震度5弱~本棚の本が倒れる、小さな家具が倒れる。
・震度5強~固定していない大型の家具が動く。者が入っていなければ倒れる。
・震度6弱~食器棚・本棚等倒れ、物につかまらないと歩けない。ドアが開かなくなる恐れがある。ガラスが割れる可能性が出てくる。
・震度6強~立ち上がれない。耐震性の弱い家屋は歪み、ガラスの割れ、ドアの開閉不能となる
・震度7~耐震性の弱い家屋は崩壊する。電柱・木々の倒れ。耐震性の強い家屋であっても歪み、ドアの開閉が不能になる恐れがある。
家庭における地震対策
家庭における家具の配置などを再度見直しましょう。
ポイントを紹介します。
・逃げ道は確保されているか
・ドア付近に家具はないか(子供部屋のドア付近に本棚とかありませんか?)
・懐中電灯は手に届くところにあるか、電池は入っているか(夜の地震で電気が着かなくなり、逃げられなくなる恐れがあります)
・補食などを入れた災害バッグは準備してありますか?
・近くに履きやすいスニーカーはありますか?(逃げる時、釘を踏む可能性があります)
・ホイッスルはありますか?(逃げられなかった時、生き残れたら助けを待つことになります。大声を出し続けると体力の消費に繋がりますので、ホイッスルがおすすめです。最悪の事態も考えた準備をしておきましょう)
・ガスの元栓、使い終わったら占める癖ついてますか?(二次災害で被害が広がってしまいます)
・家族間で、何かあった時の待ち合わせ場所を決めてますか?
【2019年10月高知で冠水発生】洪水対策もしっかりやろう
2019年10月に高知で大洪水が発生し、冠水してしまいました。
2019年9月には北海道でも冠水が発生しました。
洪水も軽視できない災害なんです。
洪水の対策はあまりされてない方が多いのではないでしょうか。
洪水は様々な災害を生むキッカケになるんです。
特に日本人は働くことに一生懸命な方が多いですよね。
外出して雪崩に遭う可能性だってあるんです。
洪水の際は、地震とは別で、一呼吸おいて冷静になることが大切。
いざというときに冷静に行動できるよう、日ごろから対策をしておきましょう。
洪水・冠水対策
・再度じっくり自分の家を観察し、水が入って来そうな所を把握する
・土のうを家の1階に置いておく(邪魔だからと車庫に入れておいて浸水してから車庫が開かなくなってしまっては、無意味になってしまいます)
ちなみに、土のうの積み方知ってますか?
面同士を平らにして合わせていくことで、隙間がなくなります。
また、土のうを積み終わった後に、
土のうの上にブルーシートを巻くのも効果的です。
・不要な外出をしない。
・車の運転中に冠水になり、車のタイヤ位置まで使ってしまったら、第一にアイドリングストップを切ってください。また、進むときはスピードを上げるとエンジン部分に水が入って車が止まってしまうケースがあるので、ゆっくり進むこと。
・ボックスウォールのような簡易土のうになる製品を購入してる人は、自分だけでなく、家族が実際に持てる重さか把握しておくこと。
・長靴厳禁だって知ってますか?
(中に水が入って使用できなくなることが、過去の洪水の経験からよく言われていることです。必要なのはスニーカーと杖です)
・ハザードマップは確認済みですか?
(浸水しやすい方向に逃げてしまっては、後から移動できなくなります)
おわりに
災害が災害を生むケース。とても多いです。
水のイメージである洪水が、火災を生んで火が広がることだってあるんです。
地震に対して、「このあたりはいつも震度1,2だから安心」なんて思っていませんか?
プレートの上に乗っかっている日本に安全な場所なんてありません。
「ここでも起こる」と勇気を出して災害と向き合うことが、被害を少しでも小さくし、命を守る第一歩です。
以上、とても臆病な「はりね。」でした。