神様紹介

【わかりやすい】日本の神様~イザナギとイザナミ~

伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)

 

伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と、伊邪那美命(いざなみのみこと)は、とっても有名な神様ですから、

聞いたことはあるという人がたくさんいるのではないでしょうか。

まず初めに、おさらい。神様の歴史といえば、

天地開闢(てんちかいびゃくと読みます)から造化三神(3柱の神様)が誕生し、別天神(5柱の神様)が誕生し、神世七代(かみよななよ)が誕生という流れです。

簡単な流れ

  • 天地開闢(てんちかいびゃく)
  • 造化三神の誕生
  • 別天神が誕生
  • 神世七世

 

造化三神と別天神については、「【わかりやすい】日本の神様~天之御中主神~」の記事でチェックしてみて下さい。

 

よくみんなが耳にするのは、神代七世の最後に誕生したイザナギからの神様だと思います。

イザナギとイザナミがどういった神様か、一言でいうと、

 

国土を作った神様 と言えます。

 

次々と島を作っていったのがイザナギとイザナミなのです。

計14の島を作り、イザナギはイザナミと結ばれました。

蛇足ですが、イザナミと結婚して次々と国を作ります(島)。そしてあらゆる神様を産みます(神生み)。

この頃、あの有名なスサノオノミコト生まれました!

 

が、しかし。後に生まれた火の神様であるホノカグツチが生まれたことでイザナミはケガというかやけどをしてしまい、イザナミが先に亡くなってしまいます・・・・・。

イザナギは悲しんで、とても悲しんで、黄泉の国まで行きました!そこで見たイザナミの姿は以前のイザナミの姿とは想像もつかない姿になってしまっていました。という流れ。

国土と八百万の神はイザナギ・イザナミから始まったんですね。

国生みと神生み

イザナギと共に語られるのは、伊邪那美命(いざなみのみこと)ですね。とても有名ですから。聞いたことがあると思います。

 

イザナギは男性の神様。イザナミは女性の神様です。

 

イザナギとイザナミは、夫婦です。

イザナギとイザナミの名前の由来は有名で「いざなう」という意味です。(今の国土を作ったことから、いざなうという意味にも深みを感じます。)

イザナギとイザナミは、神々にこう言われるんです。

「水の上に国を作りなさい」

と。

そこで「天の浮橋(てんのうきばし)」という橋の上から、矛を海の中に入れました。

抜き出してみると、海の塩がくっついてきて、それが海に落ちると固まったんです!

それが国土の始まりです。

イザナギとイザナミはずっと国土(島)を作り続けました。

これを「国生み」と呼びます。

最初にできた国土が「淤能碁呂島(おのごろしま)」と言います。

おのごろしまは(変換サボるな!)、淡路島にある「おのころ島神社」あたりだと言われています。

ちなみに、おのころ島神社はイザナギ、イザナミ、ククリ姫を祀っており、天の浮島の石碑などがあり、「ここが国の始まりかぁ」と感じられると思います。

国生みの島はどこ?

「国を作れ」と命ぜられたわけですが、矛から落ちる塩が固まってできたのは島です。

その島は、

・ 大倭豊秋津島(おおやまととよあきづしま)

・ 佐渡島(さどじま)

・ 伊岐島(いきのしま)

・ 津島(つしま)

・ 筑紫島(ちくしのしま)

・ 隠伎之三子島(おきのみつごしま)

・ 伊予之二名島(いよのふたなのしま)

・ 淡道之穂之狭別島(あわじのほのさわけのしま)

と言われています。この8つの島は、「大八島国(おおやしまくに」と言われています。

さらに!

・ 両子島(ふたごのしま)

・ 大島(おおしま)

・ 知訶島(ちかのしま)

・ 女島(ひめしま)

・ 小豆島(あずきしま)

・ 吉備児島(きびのこしま)

 

計14個の島が(国が)できました。

お、聞いたことあるぞ。家の近くにあるぞ。という方!

つまり!この土地はパワースポット!と言えますね。

そして、蛭子神(ひるこのかみ)や火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)をはじめ、たくさんの神様たちを生んでいきます。これを、神生みと言います。

火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)については、

イザナミが命を失った原因は何【ヒノカグツチ紹介】」の記事で書きました。

いざなぎ・いざなみを祀る神社

江田神社(江田神社のあたりで、イザナギが穢れを清めた。イザナギが黄泉の国へイザナミに会いに行き、帰りに穢れを落とした禊池がこのあたりと言われている。)

おのころ島神社、多賀大社、熊野速玉神社、熊野那智大社、白凝島神社などなど。(祀っている神社は多いです。摂社で祀っているところも含めば、祀っていない都道府県はないくらい。)

いざなぎ・いざなみのご利益

縁結び(夫婦ですし、神生みをされましたし)、長寿、開運

おわりに

イザナギとイザナミの誕生は、神の歴史の中で一つの区切りと考えて良いです。

イザナギとイザナミが生まれてから、今の世界がだんだん作られていったんですね。

天地開闢と別天神の時代は神様に性別もありませんでしたし、誕生は「すーっと誕生」「ポンッと誕生」「どこからともなく誕生」など、誕生について記述がありません。

しかし、イザナギとイザナミは「神生み」で次々と有名な神様を生みました。

イザナギが亡くなったイザナミを悲しんで、追いかけて黄泉の国に行く神話や、

イザナミがヒノカグツチの炎で亡くなったために追放されてしまう神話など、

描写が詳細に記されていて、親しみやすいと思います。

(ヒノカグツチとイザナミの神話について、

イザナミが命を失った原因は何【ヒノカグツチ紹介】」の記事も見てみて下さいね。

 

イザナギ、イザナミの子供であるアマテラスやツクヨミ、スサノオについては、

日本の有名な神様、アマテラス・月読・スサノオ誕生秘話とご利益」の記事書きましたので、読んでみて下さい。

 

神話ファン、神社巡りファン、御朱印ファンだけでなく、イザナギとイザナミは、万人に愛されている神様です。

ぜひ、神社などで2神の名前が記されているのを見たら、手を合わせて御朱印も頂きましょう!(筆者は御朱印マニア・・・・・)

 

 

以上、御朱印ファンのハリネズミでした。

 

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