始まり
1人で何かを始めるときは
勇気がいる。
でも、一歩足を踏み入れたらその後は流れるように時が進む。
大勢の他人の人生という海流に乗ることになるから。
難しいことが意外と簡単に。
簡単なことが意外と難しく。
だから、
自分を見失わなければ、
止まらずに進み続けられる。
行き詰ったら初心を振り返れと言うけれど
始まりの一歩を踏み出した人の目には、
理想っていうフィルターがかかっている。
行き詰った時に振り替えらなきゃならないのは
アルバム。
始まりには終わるがあるの
でも、本物の「終わり」を見たことがない。
終わりだと思っても、
いつも
すぐに始まりが訪れるから。
映画と人生は似ている。
始まるときはドキドキして
いろんな感情に襲われて。
途中でつまらないと思うときもあるけれど、
最期は泣いたり笑ったり、感動したりする自分がいるでしょう。
「もっと先の続きが見たい」
と思っても、その作品が終われば先はない。
「別の世界が見たい」と思えば、
映画館へ足を運べばいい。
スタートラインに立つたびに
誰でも始まりのドキドキをである。
映画が始まる前の宣伝は
他人の人生みたいなもの。
あなたが見ている作品で満足できなければ、
次は宣伝に出ていた映画を見に行くでしょう。
宣伝を見ない人は、
自分の求める作品を見つけるのが大変。
その作品がどんなものかわからないから、不安にもなる。
でも宣伝を見ていた人は、
自分が求めていた世界へ飛び込める。
生きているうちは、いろんなモノを見ておくべき。