空
同じ空を見たことがない。
色も違えば高さも違う。
雲の形はいつも違う。
だけど空を見て嫌な気持ちになったことがない。
人の心もコロコロ変わる。
空の様だと思えば、
どんな人と会っても好きになれる。
夜空に星が見つけやすいのは、
周りが暗いから。
つらくて心が真っ暗な時こそ
キレイな星は見つけやすい。
星が1つ消えても気づく人なんているのだろうか。
そう思っていたが、自分の間違いに気づく。
その消えた星をずっと見続けていた人は
数え切れないほどある星の1つが消えても
すぐに気づきます。
どんな大勢の中の1人でも
見ていてくれている人は必ずいます。
美しく清らかな空を目指すなら
下ではなく上を見上げていなくてはいけない。
坂があれば上るしかない。
山がれば上るしかない。
回り道すれば、前には進むが空へは行けない。
雲の上の空は
ずっと晴れ。
心に雲がかかっても
心の中心だけは曇らせないで。
体に傷がついても
泥だらけに汚れても
心の中心だけは
汚さないで。