空知神社の空知って何?
空知のよみかたは「そらち」です。
北海道は14個の地域に分かれているのです。
空知地方とよく言います。
空知は、10個の市と14個の町があり、まとめて、「そらち」といいます。
その空知の神社なんです!
まどろっこしくなりましが、「空知神社」は、空知地方の「美唄市」の中に鎮座しております。
空知神社とは
屯田兵が北海道を開拓していたころ、明治24年に空知神社が始まります。
北海道美唄市の中央に位置する空知神社は、開墾の歴史に刻まれた格式高い神社で、空知地方に住む北海道民を中心に厚い信仰を集めています。
国道沿いに位置し、アクセスも良いことから、日中も参拝客が訪れています。
例祭は9月10日と11日。
空知神社の特徴は、やはり!
「ご利益がたくさん」という点。
万能の神さまであるアマテラスを祀っていることもそうですが、農商工業に携わる方なら外せない神様も祀られています。
空知神社へのアクセス
住所→北海道美唄市西2条南1丁目1番1号
空知神社の御祭神は?
空知神社に祀られている神様は、
・ 天照大神(アマテラスオオミカミ)
太陽の神、万能の徳、強いエネルギーをくれます。
・ 大国主神(オオクニヌシノカミ)
縁結びを始め、たくさんのご利益を授けてくれる。
・ 少彦名神(スクナヒコナノカミ)
主に治療に関するご利益を授けてくれる。
・ 大山祇神(オオヤマズミノカミ)
農業や林業、鉱業、漁業などの「業」のご利益を授けてくれる。
・ 埴安姫神(ハニヤスヒメノカミ)
田畑の開墾の神様。安産のご利益も授けてくれる。
・ 宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)
いわゆる稲荷神。商売繁盛のご利益で有名です。
アマテラスについての記事も読んでみて下さいね。
どんなご利益があるの?
商売繁盛、縁結び(境内に「結びの神木」があります。触れてみましょう。)
農業、鉱業、漁業、陶磁器業、開墾、産業開発、厄除け、事始め、社運向上、
合格、学業、交通安全、航海安全、家内安全、子宝、安産、芸能、開運
空知神社の御朱印
空知神社の御朱印は左側です。(とんぼかわいい・・・)
右側は「富良野神社」の御朱印です。富良野は「北の国から」の舞台になった地。北海道の観光スポットとして有名です。
富良野神社についての記事も読んでみて下さいね。
美唄市のお隣は、「三笠市」です。
「市来知神社」の記事も読んでみて下さいね。
おわりに
北海道に訪れる観光客は年々増加しております。
空知神社が鎮座する「美唄市」は、北海道の東側へ観光するなら、通る可能性が高い市です。(なにせデッカイので、美唄市を通らずとも東側へ観光できますが)
アクセスが良いです。札幌市という北海道のビッグシティからずっと東へ国道12号線という超有名で利用者が多い国道を走っていたら美唄市にたどりつきます。
そのまま車を走らせれば人気観光スポット、北の国からの舞台にもなった「富良野市」にたどり着くこともできる中間地点が美唄市なのです。
(富良野市の富良野神社についてはこちらの記事で書きました。興味のある方はぜひ。)
空知神社の付近で神社といえば、岩見沢神社もお隣の市。札幌市から美唄市へ向かう途中に岩見沢市を通るので、岩見沢神社も参拝に行ってみてはどうでしょうか。こちらの記事で岩見沢神社について書きました。
空知神社は、北海道の開拓の歴史に根付いた神社です。
その昔、北海道の開拓が始まったら、最初、海から内陸へと開拓を進めるわけですが、
岩見沢~美唄のあたりは一つの拠点となっていたそうです。(海から内陸に開拓をする際に、中間地点として最適だったことや、温泉が湧いていたこと、石炭が採れたため)
北海道開拓の礎を築いた土地といえます。
ということは、当時から空知神社に参拝した人も多く、
開拓者の熱き思いもつまっているはず!
それに、空知神社に祀られているのは天照大神(アマテラスオオミカミ)ですので、天照が好きで神社巡りしている人は外せません。
ぜひ近くを通った際は参拝に行ってみてはいかがでしょうか。
正しい参拝方法についての記事も読んでみて下さいね!
以上、御朱印マニアの「はりね。」でした。